new
{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/6

文字ART刺繍キャップ|うどん|ブラック

6,710円

送料無料でお届けします

その他送料についてはこちら

小野豊一名義で取り組む現代アートの作品「うどん」をグッズとしてキャップに落とし込んだ。 カラー:ブリティッシュグリーン サイズ:FREE(男女兼用) 素材:cotton100% --------------------------- 「うどん」 この作品は題名にもあるように巷に溢れる飲食店の看板やメニュー表などの文字を書として捉え、更にアートとして表現している。 私の実家では神社の幟やお店の暖簾などを染める染物屋を代々営んでおり、私にとって書とは筆で文字を書く行為よりも幟や暖簾などに染め抜かれた文字が親しみ深い。これらは別の言い方をすればレタリングや看板文字とも似ている。看板や暖簾の文字、メニュー表の文字などは書の大道からすれば端役で邪道とも言える存在なのかもしれない。しかし巷に溢れる文字に親しみや粋のようなものを感じてきた私にとっては大事にしたい文化である。 インターネットやデジタルデバイスの普及と進化により文字の使い方は大きく変わり、文字を手で書く行為は極端に少なくなった。こういった時代の流れの中で筆と墨で書く書の在り方も大きく捉え直されていることだろう。看板や暖簾の文字、メニュー表の文字など巷の文字も大きく見れば同じ流れの中にいるのではないか。 一人一台はスマートフォンを所有し長時間画面に向かいながら人は無機質な文字に毎日接している。スマートフォンなどでタイピングする文字は均質化され、使いやすく読みやすく無限に使用できる。そういった文字は筆跡のような個性は存在せず無機質である。現代の文字の使われ方を観察していると書や手書き文字の文化はいずれ失われていくようにも思えてくるが私は無くなることはないと思っている。 世界が効率と最適解を突き詰め、無機質な文字が増えれば増えるほど人の手で書かれた文字は自らを表すアイデンティティとしてより重要になると思う。書の大道も端役で邪道な巷の文字も無くならない。私たちが何者かを示す一つの表現としていつまでも生き続けるだろう。

セール中のアイテム